産地ごとの日本酒の味の違い

コラム


日本酒は、産地によって味に違いがあります。
産地ごとの味の違いを知ると、より日本酒を楽しめるようになるでしょう。
そこで今回は、産地ごとの日本酒の味の違いについて解説いたします。
▼産地ごとの日本酒の味の違い
■北海道は淡麗辛口
北海道の日本酒は、淡麗辛口なものが多いです。
さっぱりとした料理に、合わせやすいでしょう。
■東北地方は淡麗が多い
東北地方も、北海道と同様さっぱりとした淡麗の日本酒が多いでしょう。
ただし「南部杜氏」の伝統がある岩手県は、濃厚で甘口な日本酒が多いです。
■関東地方も淡麗が多い
関東地方も、淡麗な日本酒が多い傾向にあります。
ただし、栃木・東京は甘口の日本酒が多めでしょう。
■中部地方はコクのある日本酒が多い
中部から西の地域になると、コクのある日本酒が多くなってきます。
また日本海側は銘醸地域と言われており、高級酒の生産が盛んです。
■近畿地方は二大銘醸地がある
近畿地方も、コクのある日本酒が多いでしょう。
特に兵庫県の名田地区と京都の伏見は、日本を代表する日本酒が生まれています。
ちなみに、大阪は端麗辛口の日本酒が多いです。
■中国地方は甘口が多い
中国地方は、甘口の日本酒が多いです。
ただし鳥取は、端麗辛口の日本酒も多いでしょう。
■四国は辛口が多い
四国は、辛口が多い傾向にあります。
これは「四国は酒好きが多い」と言われていることと、関わっているのかもしれません。
ただし瀬戸内海側の地域は、さっぱりとした甘口の日本酒も多いです。
■九州は甘口・沖縄は淡麗辛口傾向
九州は甘口、沖縄は淡麗辛口の日本酒が多い傾向があるでしょう。
ただし九州でも、福岡は端麗辛口の日本酒が普及しています。
▼まとめ
日本酒は産地ごとに、味・好みに違いがあります。
旅行や出張に行く際は、ぜひそれぞれの産地の日本酒をお楽しみください。
新潟市中央区の『Sync.』は、こだわりのイタリアンと一緒に日本酒が楽しめるお店です。
地元新潟の日本酒を楽しみたい方は、ぜひお越しください。

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